錦織・杉田・西岡・ダニエルで必勝態勢!
やはりダブルスがキーポイントか?







デビスカップ ワールドグループプレーオフ
9月16日(金)~9月18日(日)
 
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勝負の行方は・・・
 デビスカップでは5セットマッチで5試合行なわれ、先に3勝したチームの勝利となります。
 出場選手は各チーム4人で(仮にあるチームの選手をA,B,C,D、もう一つのチームをW,X,Y,Zとすると)、以下のような組合せとなります。
  第1試合 シングルス A 対 W
  第2試合 シングルス B 対 X
  第3試合 ダブルス  C・D 対 Y・Z
  第4試合 シングルス A 対 X
  第5試合 シングルス B 対 W

 さて、今回のデビスカップのワールドグループプレーオフ「日本 vs ウクライナ」は日本がホスト国となり開催されます。そしてホスト国となると、サーフェイスを選択することができます。日本の場合はハードコートを選択しました。これは日本にクレーコートやグラスコートがあまりないという部分もありますが、やはりエースである錦織選手が最も得意であるサーフェイスで勝負をするためでしょう。

 次に組み合わせですが、エース錦織はシングルス2試合出場は決定でしょうから、あと一人のシングルスをだれにするかが注目です。夏場の成績を見ると、シンシナティでベスト16に入いり、リオでも1回戦突破した杉田が好調のように思えます。ただ、リオで3回戦まで進み、そしてなんといっても去年のこのプレイオフの最終第5試合で劇的勝利を決め日本のワールドグループ残留を決めたダニエルもこういう大舞台で使いたい選手です。ダブルスに関しては、どちらとも言い難い成績です。一応、今のランクとこの夏の力から考えて杉田がシングルス出場と考えましょう。

 一方のウクライナはというと、世界ランク63位のマルチェンコと世界ランク92位のスタコフスキーが中心となります。おそらくこの二人がシングルス出場となると思われます。すると、対戦は以下のように予想されます。

  第1試合 シングルス 錦織圭      対 マルチェンコ
  第2試合 シングルス 杉田祐一    対 スタコフスキー
  第3試合 ダブルス  西岡&ダニエル 対 スミルノフ&カレニチェンコ
  第4試合 シングルス 杉田祐一    対 マルチェンコ
  第5試合 シングルス 錦織圭     対 スタコフスキー

 この対戦を考えれば、錦織の2勝は間違いないでしょう。問題は杉田がマルチェンコorスタコフスキーに勝てるかどうかですが、その前にダブルスで1勝できれば非常に楽な展開となります。そういう意味でも、やはりやはりダブルスがキーポイントになるでしょう。錦織の今後のツアースケジュールを考慮すれば、できるだけ第5試合は行ないたくないですから、杉田&ダブルスで勝利を決めてほしいですね!