×西岡良仁 3-6 5-7 4-6 ケビン・アンダーソン○ US OPEN R1-1/128
こういうビッグサーバーにどう対抗するのか・・・それが今後のポイント!







 背が高ければテニスが強いというわけではありません。
 ただ、パワー重視の男子テニスの中でも、サーブの占める比重は相当に高いものです。そこを考えると、やはり身長が高ければ、より高い打点で。大きい角度でサーブを打ちおろすことができますし、身長が高ければ手脚も長いので、より遠心力が働き強いサーブが打てます。高い打点で、大きい角度で、強いサーブが打てれば、それだけで大きなメリットになるのです。

 ケビン・アンダーソン203cm、西岡良仁170cm・・・

 西岡の身長を今から伸ばすのは無理ですので、そうなるとその身長差をプレイの中でどうやって埋めるのかがポイントです。コートの中を走り回る脚力やスタミナはもちろんですが、やはり相手のサービスに対する分析力や読み、あるいはリターンできるボールに対する実際のリターンの精度や威力、そういった「総合的なリターン力」が求められるように思います。

 ここしばらくは100位以内にいますが、ここからが正念場! 世界ランク60~70位に入るためには、まだまだ足りないものが多いですが、西岡選手はまだ若いですので、あせらず、計画的に頑張って欲しいですね!






第3セット







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