○錦織圭 6-3 3-6 6-2 ディミトロフ Toronto-QF
第1セット&第3セットは万全で、ベスト4へ!
第1セットは第2ゲームでいきなりディミトロフにブレークポイントを握られるピンチを迎えましたが。これをしのぐと、第5ゲームをラブゲームでブレーク。第6ゲームも苦しみながらもキープすると、第9ゲームもブレークに成功して、第1セットを6-3で取ります。ただ、ピンチは多少あったものの、コンディションは良かったように思います。
ところが、第2セットは第1ゲームでいきなりディミトロフにブレークを許す苦しい立ち上がり。結局、ブレークバックできないまま3-5で迎えた第9ゲームでもブレークを許し、3-6でこのセットを落としてしまいます。
続く第3セットも序盤はミス多かったのですが、第3ゲームでブレークに成功すると、そこから一気にギアを上げ、第5ゲームもブレークするなど5ゲームを連取。最後はラブゲームでサービスをキープして6-2で押し切り、勝利でした。全体としては、ディミトロフ相手に悪くはない試合だったと思います。
さて、SF準決勝の相手はワウリンカです。錦織の最も苦手とする選手の一人ですが、ワウリンカ同様片手バックで苦手だったリシャール・ガスケを今年は攻略しています。特に今年の錦織の場合は、ベースラインよりもやや後方に位置し、攻守のバランスの取れた試合運びをしているので、昨年までのデータとはまた違う結果を予想できる気がします。もちろんワウリンカ、非常に難しい相手ではありますが、「苦手」「対戦成績」という部分はあまり考えない方がいいように思います。むしろ、コンディションでしょう。
いずれにせよ、これに勝てばマスターズ決勝です! 期待しで待ちたいと思います!
◆第1セット
◆第2セット
◆第3セット
★詳細スコア

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