1 | Novak Djokovic | 14,840 |
2 | Andy Murray | 9,305 |
3 | Stan Wawrinka | 4,980 |
4 | Roger Federer | 4,1205 |
5 | Rafael Nadal | 4,850 |
6 | Milos Raonic | 4,805 |
7 | 錦織圭 | 4,165 |
8 | Tomas Berdych | 3,570 |
9 | Marin Cilic | 3,515 |
10 | Dominic Thiem | 3,205 |
83 | 杉田祐一 | 690 |
86 | 西岡良仁 | 678 |
104 | ダニエル太郎 | 589 |
3位にはワウリンカが浮上し、4位にフェデラーが降下。これはフェデラーの失効ポイントが大きく、かつ今回不参加のため、ワウリンカは3回戦敗退の90ptしか獲得できていなかったにもかかわらず、棚からぼた餅ならぬ、棚からフェデラーで3位浮上となりました。ただ、相変わらずワウリンカの調子が悪そうなので、全米の結果では一気に5~6位までランク落とす可能性もあります。ワウリンカの全米の失効ポイントを考えると、少なくとも準々決勝までぬ進出したいところでしょう。
そして5位がナダルで6位がラオニッチですが、6位ラオニッチから3位ワウリンカまで175pt!激烈な戦いです。ナダルがシンシナティで早期敗退した理由がただの疲労だけならば良いのですが、大会中に「オリンピック終盤から手首の調子もいまいちで、疲労もあり・・・」みたいなことを言っていたので、もし手首の部分が実際に影響を与えているならば、全米にも不安が残りますね。そうなると、やはりラオニッチが注目されます。全米次第では3位浮上は十分あります。ただし、今回ナダルに45ポイント差で6位になったことが、大きな影響を与えるかもしれません。(詳細は後述)
7位は我らが錦織圭! う~ん・・・それほど成績的に悪いという印象がなく、むしろオリンピックでの銅メダルもあり頑張っている印象があるのですが、ラオニッチとの差は開いてしまい、640ポイント差です。そしてふと後ろを見るとチリッチが650ポイント差で追いかけています。・・・まずい。やはり、ウィンブルドンの脇腹負傷による3回戦敗退(この時はチリッチに直接対決で敗れ、またラオニッチは決勝進出)と、今回シンシナティのオリンピック疲労による3回戦敗退(今回ラオニッチが準決勝進出でチリッチは優勝!)、この大きな大会での差がそのまま出てしまったようです。まぁ過去は言っても仕方がないので、全米で大きく勝つ必要があります。
そしてなんと杉田祐一が、シンシナティでの活躍から、見事に19位アップで、83位へ進出! オリンピック&シンシナティを見ていると、杉田は70~80位前後に定着できそうなパフォーマンスを見せています。あとはコンスタントにそれができるかどうかです。ケガに注意して頑張って欲しいです!
西岡良仁はランク一つ落として85位ですが、今週ウィンストンで予選突破決めていますので、2回勝てば80以内に入ります。
またダ二エル太郎はチャレンジャー優勝で、こちらも16位アップの104位です。試合を見ていても、特にここのところのコンディションでは、このあたりのランク選手との対戦なら十分勝てるので、100位以内に4選手がそろうことが現実的になってきました!
秋以降が楽しみになってきましたね!
第1シード ジョコビッチ
第2シード マレー
第3シード ワウリンカ
第4シード ナダル
第5シード ラオニッチ
第6シード 錦織圭
第7シード ベルディハ
第8シード チリッチ
ここでポイントになるのは、先ほど述べたように、ラオニッチは第5シードのため、ジョコ山(あるいはマレー山)に入ると準々決勝でジョコ(マレー)と当たる可能性があることです。もしラオニッチが世界ランク5位になれていれば、第4シードとなり、少なくとも準決勝までジョコ(マレー)と当たる可能性がなかったのです。一方逆にナダルは第4シードで準決勝までジョコ(マレー)とは当たらない。こういうドローでの有利不利が出てくるので、世界ランクは重要ですし、なかなか逆転することが難しい・・・
これは錦織も同様で、第6シードですから、ジョコ山(あるいはマレー山)に入ると準々決勝でジョコ(マレー)と当たる可能性があります。ただ逆に、ラオニッチとチリッチとは少なくとも準決勝まで当たる可能性がなくなった点はラッキーともいえます。
理想的には、ジョコ山のワウリンカサイドで、ワウリンカサイドにベルディハがいるのが理想ですがw、あまり運を天に任せるようなことを考えず、とにかく持てる力を出して欲しいとい思います!
全米のドロー発表はおそらく金曜日の深夜だと思います!