第1セットは錦織が取り、決勝進出が見えた!
しかしそれ以降ミスが増え、第2セットを落とす!
第3セット中盤持ち直すが、雨による屋根閉鎖で、このセットを落とす!
そして第4セットは完全に力尽き、敗戦となった・・・







第1セット
 第1セット、先手を奪ったのは錦織だった。速いゲーム展開の中で、第5ゲームのワンチャンスを生かした。ダブルフォールトをきっかけにラリー戦を制してブレークに成功。立ち上がりはワウリンカのミスが目立ち、得意のバックハンドのウィナーも0という段階で、ショットの安定している錦織が先行した。

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第2セット
 第2セット、いきなり第1ゲームをサービスブレークしたが、動きは鈍く、ショットのミスが徐々に増えてくる。得意であるはずの長いラリーでのポイント数がセットを追うごとに減り始め、その分をネットプレーで補う流れに持ち込んだ。第4ゲームでブレークバックされはしたが、惜しまれたのは第7ゲーム。ここで40−0のチャンスを逃すなど、このセット8度のブレークポイントで1度しかブレークできなかった。逆にワウリンカは第12ゲームに、このセットで3度目のブレークポイントを生かし、セットカウント1−1に追いついた。

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第3・第4セット
 第3セットは立ち上がりから攻勢に転じ、一気に4−1まで持ち込んだ。一方の錦織は、第6ゲームの15−40という窮地を持ち堪えると、渾身の力を振り絞って第7ゲームにブレークバック。さらに第9ゲームには、錦織がブレークチャンスをつかんだ。しかし、雨により屋根が閉じられたことは、サーブ力のあるワウリンカに有利に働いただろう。時速200キロ超のサーブポイントで危機を脱出すると、続く第10ゲームで決着をつけた。
 そして第4セットは自分のサービスゲームを1ゲームしかキープできずに力尽きた。

*第3・第4セットの動画は操作ミスにより録画できませんでした・・すみません! 

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